ウォーターサーバーはいまや一般家庭でも見かけるもの。美容室や会議室など人が集まる場所だけでなく、自宅で楽しむことができるものという時代になりました。
ウォーターサーバーを手掛ける会社は、100社以上あるともいわれ、ブランド数でいえば200以上はあるでしょうか。私達が知っている、ネットやテレビで見かけるウォーターサーバーはそのうちの20種類ほどではないかと言われています。
では、200種類以上もあるウォーターサーバーをどうやって選べばいいのでしょうか?ウォーターサーバーを比較するときのポイントをまとめました。
ポイント1、水の種類
ウォーターサーバーを選ぶときに気になるのが、お水の味や種類についてです。
大きく分けると、ウォーターサーバーは2種類のお水の種類があると考えていいです。
- 天然水
- ピュアウォーター
天然水は、ペットボトルなどでも販売されているのをよく見かける、まさに「天然水」です。山から湧き出たお水をそのまま飲むようなイメージでしょうか。天然のミネラルなどもそのまま飲むことができます。天然水であれば味の違いも感じることができるかもしれませんね。
一方、ピュアウォーターは純水とかRO水とか言われたりするお水のことです。元々は、天然水ではない水道水などの水をろ過して、不純物を取り除き、純水にしたものです。最近のウォーターサーバーはこちらのお水が増えているように感じます。ミネラルや不純物を含まないので、赤ちゃんやペットのためのお水にも向いています。
では、天然水とピュアウォーターでは、どちらを選べばいいのか?
どちらでも大丈夫です。先ほどもご紹介したように、赤ちゃんやペットがいるのであれば、ピュアウォーターの方がいいでしょう。
天然水にこだわりたいという方は、お好きな産地の天然水も選ぶことができます。天然水の方がお水の料金は高くなり、コストがかかる傾向にあります。
ポイント2、サーバーの種類
ウォーターサーバーは200以上のブランドがあると先ほどご紹介しましたが、実は、サーバーのスペックはどこも似ています。
冷水と温水が出るとか、電気代は800円前後とか、オシャレでスタイリッシュとか、A4 サイズのスペースがあれば設置可能ですとか…。
まぁだいたいは似た様なもんですよ。ほんと(‘ω’)あとはデザインや色などの好みの問題かな…と思いつつありましたが、最近は新しいジャンルのウォーターサーバーが進出してきています。
「水道直結型」とか、「定額飲み放題」なんて言われるウォーターサーバーです。
テレビCMをしているところでは、ウォータースタンドが話題でしたね。
従来であれば、ウォーターサーバーのお水は飲んだだけ購入するという形でした。たくさん飲めば飲むほど、お金がかかるのが当たり前でしたが、月額定額で飲み放題だと、飲めば飲むほどお得ということになります。
このタイプのウォーターサーバーは、水道直結型で、キッチンの水道管から管をつなぎ、ウォーターサーバーの中で浄水します。ウォーターサーバー型の浄水器をつけているようなイメージですね。
お水のボトルを取り付けたりする手間が一切ないので、まったく新しいウォーターサーバーです。お水のボトルもないので、注文したりすることもありません。
月額定額で飲み放題、さらにはボトルの管理も必要ないとなれば、良いことしかないような感じもしますが、デメリットもあると思います。
それはボトルがないので、災害用の備蓄水にはならないということです。
ウォーターサーバー自体には、通常数リットルのお水&お湯が入っていますのが、もし停電ということになれば電気が消えるので常温になってしまいます。ボトルがないので断水になったときの蓄えのお水とは言えませんし、もしものときのためのウォーターサーバーとは言えません。
ポイント3、家族構成
ウォーターサーバーを選ぶときのポイントはいくつかありますが、家族構成がかかわってきます。
例えば、シニアの夫婦で暮らしている状態であれば、たくさんお水を飲むわけではない。となれば、月額定額のものよりも、飲んだ分だけ支払うタイプの方が安くすむかもしれません。さらに天然水などお水の味にもこだわることができます。
逆に育ちざかりの子育て世代であれば、水道直結型の飲み放題がおすすめです。どれだけ飲んでも料金は変わりませんし、お料理にも使うことができます。料理も作っても作ってもペロリと食べられてしまうでしょうから(笑)、お水もいくらあっても足りません^^我が家でも、お米を炊く水や煮物の水はもちろん、野菜を洗ったり、あく抜きをしたり、お茶を沸かす水もウォーターサーバーのものを使っています。
夏場は、お茶を作っても作っても足りないですからね~(汗
さらに小さいこども、ペットがいるのであればピュアウォーター、お湯をよく使いたいのであればお湯の温度設定が高いもの、など選ぶポイントは様々ですね。
家族構成や生活環境、お水を飲む用途や量を考えて、ウォーターサーバーを選ぶといいでしょう。
さらに詳しく⇒定額制ウォーターサーバー比較